J-Brides的アカデミー賞授賞式ファッションチェック！その１

こんにちは、津田＠クレアです。
第８３回アカデミー賞の授賞式が、米ハリウッドのコダックシアターで２月２８日に開催されましたね。ドレスデザインの仕事をしていると、映画の内容というよりもレッドカーペット上のセレブ達のファッションに関心があり、毎年楽しみにチェックしています。

毎年スタイリングやカラーには流行があるようです。今年は赤のドレスが大人気でした！今まではレッドカーペットの色と被ることを恐れてあまり選ばれなかった赤のようなのですが、画像で見てもインパクトのある非常にきれいな赤が印象的でした。

その中でもスレンダーになって美しくなったジェニファー・ハドソン、アン・ハサウェイのドレスがデザイン、色とともに目をひきました。
その他カラーは赤系の他に、白〜シルバー系なども多かった印象です。　

ハル・ベリーのビーディングが施されたマーメイドドレスの裾部分に緩やかなチュールでのボリュームアクセント、ニコール・キッドマンのエンブビーディングが印象的でした。

中でもマイベスト・ドレッサーは主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマンです。鮮やかなパープルのシルクシフォンドレス。妊娠されているにも関わらず、セレブリティを感じるスタイリング。個人的な感想としては一番スタイリッシュできれいだったと思います。

今年の話題のひとつとして、ジェームズ・フランコとホストを務めたアン・ハサウェイの衣裳チェンジの回数の多さ・・というのがあります。その数パフォーマンスの時のタキシードを合わせて７回！どのデザインもスタイリングも完璧に美しく、変化にとんでいて、長い授賞式の中で観客を飽きさせず楽しませたことでしょう。

まさにプロフェッショナル。J-Bridesとしてはとっても気になるブランドチェック、式後のエンドロールで確認してみました。

レッドカーペット上のヴァレンチノのヴィンテージの赤いドレスをはじめとして、
ジョルジョ　アルマーニ　プリヴェ、トムフォード、ジヴァンシィ、ランバン（タキシード）、オスカー　デ　ラ　レンタ、ヴェルサーチ、ビビアン　ウエストウッド

・・・とのこと。ジュエリーはティファニー。

また彼女のスタイリストは５名の名前が流れましたが、うち１名は個人名の後にand teamと・・・。チーム一丸となって、このプロジェクトを果たされたわけですね。すばらしい！

全体的に今年はスタイリングはよりナチュラルにシンプルに・・・という印象でした。ヘアスタイルはダウンスタイルでナチュラルな雰囲気、ジュエリーは最小限で揺れるイヤリングやブレスレットのみ・・といった装いが主流のようでした。（２００１年の同時多発テロ以降、過度な宝飾は控えているとか・・）

イヤリングやブレスによるポイントや、バッグでのアクセント。ブライダルにおいても、セレブのスタイリングを参考に提案ができてもいいのでは、と感じるアカデミー賞受賞式でした。

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日本の花嫁のウェディングスタイル研究会　J-Brides Laboratory は、ウェディングドレスメーカーとアクセサリーメーカーにより企画運営されている日本の花嫁の装い・コーディネイトの可能性を探る研究会です。

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