J-Brides的アカデミー賞授賞式ファッションチェック!その2


こんにちは、横田@スタジオバラックです。

今日も引き続き第83回アカデミー賞授賞式のファッションについて書かせていただきます。

前回のブログでも津田が書いていましたが、私もスタイリングはよりシンプル&ナチュラルな方向へ・・といった印象を強く受けました。
もともとアメリカのブライダルも含むフォーマルの場では、派手なネックレスをつけるスタイルは最近はほぼ目にしないような気がします。

和装の時の「うなじ」に匹敵する洋装フォーマルの見せ場=デコルテ(鎖骨、首筋)?というような気もします。
ドレスのカラーで人気の赤に対して、反対色の緑〜青系は少なかったのですが、代わりにエメラルドなど緑系のハイジュエリーがポイントになったスタイリングは今年も多く目にしました。
「眼の色と合わせて美しさを引き立てる」という日本人には真似できない技だなぁと感じます。

リース・ウィーザースプーンは「ニール・レーン」のダイアモンドとエメラルドのジュエリー(100万ドル相当)を身につけつつも、ヘアは大きなポニーテイルで60年代風、というのが新鮮。

他にアネット・ベニングのエメラルドのイヤリングも素敵!52歳とのことですが、イヤリングがと言うよりもエイジレスな美しさをもった笑顔が本当に素敵な方だな〜という印象でした。

また、私のベストドレッサーも津田同様(世間の皆さま同様?)です。
ナタリー・ポートマンのドレス姿が素敵でした。日本の番組では司会の滝川クリスタルさんが「彼女が11歳でデビューした時からずっとお姉さんのような気持ちで見守ってきたので受賞が嬉しい」と語っておられましたが、同感でした〜〜!

いつかはオスカー女優になると誰もが思っていたと思いますが、今春出産予定であるという人生で最も充実した素晴らしいタイミングでの受賞。壇上でスピーチする姿が本当に輝いていましたね。

やはりドレスやスタイリングが独り歩きするというものではなく、「本人の魅力」があってこそ輝きのある着姿になるのだと思います。

公私共々順風満帆であり、世界中の女性達から羨望の眼差しを浴びているナタリーですが、自分に厳しくはかり知れない努力をしてきた結果なのではないでしょうか?

様々な幅広い役を演じる彼女を観てきましたが、特に「宮廷画家ゴヤは見た」の迫真に迫った演技には涙がでました。ストーリー自体も1970年代のスペイン動乱期、残酷で非情で忌まわしい出来事が起こった時代に翻弄された人々の話で、お姉さん的な心情としては何とも辛いものがありましたが、評価されるべき素晴らしい演技でした!!
ひと言でいえば、単純に「こんなに頑張っているんだからオスカーもらって欲しい」という気持ちですが、だからといって「モンスター」のシャーリーズ・セロンのように、美しい女優達が体を張って役作りする姿も行き過ぎると観ている方には正直キツいですよね。

それにしても、どんな役を演じても、役作りで体重を増量しても、レッドカーペットの上ではスッキリとした美しい姿で微笑むミューズ・・・そのギャップがまた「女優」ってことなのかな?と思いました。




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日本の花嫁のウェディングスタイル研究会 J-Brides Laboratory は、ウェディングドレスメーカーとアクセサリーメーカーにより企画運営されている日本の花嫁の装い・コーディネイトの可能性を探る研究会です。

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