J-Brides的アカデミー授賞式(2012年)ファッションチェック その2

こんにちは。横田@スタジオバラックです。
今年のアカデミー賞レッドカーペットファッションの話題その2がだいぶ遅くなってしまいました。話題としてちょっと古いかも?ですが、毎年恒例のファッションチェック、その2もしつこく!私的感想をおおくりしちゃいます。

今年は、フランス映画の「アーティスト」が5部門で受賞した事が大きな話題でした。フランス映画で白黒のサイレント!最近の加速化するCGによる技術の3Dで鑑賞するような映像とは真逆の映画です。時代背景は20年代〜30年代にかけてのハリウッド。ぜひとも早く観たい作品のひとつです!!


ミシェル・アザナヴィシウス監督と公私共パートナーの「アーティスト」にも出演の女優ベレニス・ベジョ

「アーティスト」は、舞台となる時代(1920年代〜1930年代)のファッションも見どころのひとつだと思います。
実は私もブライダルアクセサリーのデザインをする上でとてもインスピレーションとエネルギーを与えられている時代。女性のファッションが窮屈さから解放され、大きく変化していった時代です。
この頃の時代背景の映画といえばダンスシーンがつきものですが、びっしりとビーディングされたドレスのシルバービーズやスパンコールの刺繍やフリンジが体の動きに合わせてキラキラして、ヴィンテージ感漂う雰囲気がとても優雅です。
べネレス・ベジョのドレスもそんな時代を思わせるビーディングの淡い微妙なグリーン系の色合いのドレスがとても素敵・・・と思いきや、なんと「ワースト・ドレッサー」に選ばれてしまいました。

理由は「ヘアスタイルやドレスの色と赤毛の髪の色、イヤリングやクラッチなどの小物、すべてがミスマッチ。」とのこと。

そ、そうですか。。。

映画の中のレトロでキュートなヘアメイク&ファッションのイメージとのギャップもあるようです。たしかに、ヘアスタイルはレトロ感あふれるウェーブをきかせたアシメトリーなシルエットなどがよかったな、と思いました。
(こんな風に?↓)

ベレニスと同じエリー・サーブのドレスを着たミラ・ジョボヴィッチ

このようなビーズやスパンコールをあしらったキラキラとした華やかなドレスは人気のようで、中でもこのミラ・ジョボヴィッチのワンショルダーの白いドレスはマイ・ベスト1です。
流れるようなシルエットの美しい立ち姿。ショートの軽快なヘアもレトロな雰囲気で素敵!

最後に余談ですが、20年代〜30年代のファッションが楽しめるおススメ映画をご紹介したいと思います。

華麗なるギャツビー (ギャツビー家のパーティーのシーンは見応えあり)
・巴里の恋愛協奏曲 (オドレイ・トトゥのファッションが素敵)
トリコロールに燃えて (シャーリーズ・セロンが素敵)
・何本かあるココ・シャネルものすべて。中でも「シャネル&ストラヴィンスキー」はインテリアも見どころです。
ジンジャー・ロジャースフレッド・アステアもの (上流階級の優雅な世界)

などなど。
今年「アーティスト」と同じ5部門を受賞した「ヒューゴの不思議な発明」も30年代が舞台です。さっそく観てきましたが、パリの駅を行きかうマドモアゼル&マダム達のファッションが素敵でした。

好きな時代のファッションを映画で堪能するのも楽しいですね。

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日本の花嫁のウェディングスタイル研究会J-Brides Laboratory は、ウェディングドレスメーカーとアクセサリーメーカーにより企画運営されている日本の花嫁の装い・コーディネイトの可能性を探る研究会です。

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